みさご通信

misagotsus.exblog.jp ブログトップ

交渉というものは力を背景にしてこそ

当ブログは人気ランキングに参加しています。よろしければクリックをおねがいします

時事・ニュース

先日21日の夕方、再び北朝鮮がミサイルを発射しました。今年に入って既に8回目というハイペースでミサイルを日本海に飛ばしている事になります。朝鮮半島の緊張状態は相も変わらず緩まないままです。

しかしながら、日本政府は遺憾の意を示すだけという有様です。それに加え、この期に及んで「北朝鮮と対話での解決を」と叫ぶ所謂護憲派に筆者は本当に辟易してしまいます。

その代表的な人間と言えば日本共産党の志位和夫委員長です。志位委員長はしんぶん赤旗の中で「アメリカの軍事力によらず、外交努力による解決をするべき」と述べています。過去に「中国や北朝鮮に対してリアルな危険はない」と言っているくらいですから本当にお花畑もいいところです。

【参考】

筆者はこういう「対話での解決」を主張する人間の主張に触れると、「では、日本がどういう提案をすれば北朝鮮がミサイルを飛ばすのをやめ、核を放棄し、拉致被害者を全員返してくれるのか?」と問いたくなります。何のアイデアもなければいつまでも堂々巡りして終わらないのです。


世界的に著名な戦略家のエドワード・ルトワック氏は自身の著書『戦争にチャンスを与えよ』で、日本が北朝鮮に対して取るべき最低限の態度(オプション)は次の4つのいずれかであると書いています。

その4つとは、

①「北朝鮮が欲するものは何か」を聞き出して経済制裁を解除し、その代りにミサイル開発を辞めてもらう「降伏」
②北朝鮮からミサイルを撃たれる前に発射基地を破壊する「先制攻撃」
③日本が北へ対する射程1000㎞の弾道ミサイルと軍民両用の核弾頭を保持する「抑止」
④北朝鮮からのミサイルを高確率で迎撃するミサイル防衛システムを持つ「防衛」

です。加えて、最悪な選択肢は「『まあ、大丈夫だろう』と何もしない事である」とも述べています。残念ながら、日本政府の「遺憾の意」は何もやっていないのと同じなのです。


筆者は①の選択肢は「なにもしない」よりかはマシだろうが、その次にやるべきではないと考えています。北朝鮮はハッキリ言ってしまえば普通の国ではないからです。仮に日本政府が北朝鮮を国家として正式に認め、経済制裁と送金制限を解除しても拉致被害者は帰ってこないかもしれませんし、仮にその時に返してもらえても、日本からの経済援助欲しさにこれから何度でも拉致を繰り返すでしょう。

約束を守らない上にこちらが譲歩するほど要求がどんどんエスカレートする可能性がある。こちらが何もしなければ、向こうはつけあがるだけと言えます。

同じ事は韓国と言えます。日本は1965年の日韓基本条約で多額の賠償金を支払って両国間の請求権を「完全かつ最終的に解決」したのに、ありもしない従軍慰安婦の強制連行について何度も謝罪し、その度に金を要求され、日韓合意で再び10億円を支払わせられる羽目になりました。さらに言えば、未だに竹島を軍事占領されているのに自衛隊が取り返しに行けない状況です。


だからこそ、筆者は②、③、④の選択肢からいずれか、もしくはすべてを使って北朝鮮に好き勝手させないようにするのが良いと考えています。勿論、戦争を避ける事も大事なのですが、戦わずに済むにはこちらにも相応の軍事力とそれを行使できる意思が必要です。

特に③の「抑止」は重要です。その中には「核抑止力」も含まれます。日本は既に核保有国のアメリカとの軍事同盟も結んでいますが、それに加えて日本が独自に核弾頭や小型の戦略核爆弾、それを搭載するための巡航ミサイルやステルス戦闘機等を開発&保有する必要があります。

例えばミサイルについては、日本は既にロケットの発射技術に於いて高い評価を得ているし、ミサイルを正確に誘導するための人工衛星を独自に開発できるポテンシャルも持っています。そこに現在日本が保有している原子炉プルトニウムを軍事転用できれば6000発分の核ミサイルを作れると言われます(ただし、それを実際に可能にするには技術的な問題や様々な基準をクリアする必要がある)。


勿論、これらを実際に使うかどうかは別にして、運用できる力を持っているだけでも十分北朝鮮に対して「俺を怒らせたらいつでも平壌を火の海に出来るんだぞ?」という意思表示を示すことが出来ます。これによって交渉を有利に進める事が出来るはずです。

ただし、これら兵器の開発はすべて日本で独自に行わなければ意味がありません。現在航空自衛隊が保有しているF-15戦闘機やF-2戦闘機、将来導入されるF-35A戦闘機はアメリカから購入もしくは共同開発したものであり、機密情報はすべてアメリカが握っています。つまり、アメリカの意向一つで1機も飛ばせなくなるからです


少々書き方が過激になりましたが、北朝鮮と向き合うには軍事力を背景にした上で交渉のテーブルにつかなければなりません。「9条がー」とか「遺憾の意」を示して何もしなければ自体は一向に改善しないどころか、逆に事態を悪化させます。事実、それは現在進行形で起こっています。

[PR]
# by raptor335 | 2017-05-23 07:00 | 特亜三国関連 | Comments(0)
line

日本を取り巻く状況を筆者の独断と偏見でつらつら書いています。特に沖縄の話題が多めです。大体朝7時更新


by Raptor335
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31