沖縄関連のみならず色々書きたいネタがあるのですが、裏取りのために資料を読み解いたりしてなかなか筆が進まない状況です。そして、どんどん新しいニュースが入ってきてついつい取り上げたくなる…筆者の悪い癖です。それにしても、このニュースにはたまげました。

<琉球新報>翁長知事、山城議長らノーベル賞にノミネート 県内から8氏2団体

2018年5月21日

 翁長雄志知事や沖縄平和運動センター議長の山城博治氏ら県内8氏と2団体が一つのグループとして、2018年のノーベル平和賞候補にノミネートされた。

 「命どぅ宝のマブイ(魂)を継承し、平和の礎を創設した沖縄の人びとにノーベル平和賞を」実行委員会の高良鉄美共同代表(琉球大学法科大学院教授)らが21日、県庁で記者会見し、ノルウェーのノーベル平和賞委員会から4月20日に連絡があった、と発表した。

 8氏は翁長知事と山城氏のほか、元知事公室長の高山朝光氏、沖縄国際大学名誉教授の石原昌家氏、元読谷村長の山内徳信氏、沖縄戦の遺骨収集を続ける具志堅隆松氏、辺野古新基地建設に反対する島袋文子氏、元白梅学徒の中山きく氏。

 団体は伊江島の一般財団法人「わびあいの里」と糸満市のひめゆり平和祈念資料館。

 同実行委が「平和運動を70年以上も続ける県民の代表」として選定し、大学教授ら14人が連名でノーベル平和賞委員会に推薦していた。高良共同代表は、沖縄戦を出発点とした過重な基地負担を念頭に「平和賞受賞者はこれまでも『圧政に対して抗している人』が多い。沖縄の平和運動の継続性は意義がある」と受賞に期待を込めた。

 18年のノーベル平和賞には330の個人と団体がノミネートされている。発表は10月5日の予定。17年は故・大田昌秀元知事がノミネートされていた。【琉球新報電子版】

【引用元】https://ryukyushimpo.jp/news/entry-723142.html

「翁長猛志知事と山城博治被告らがノーベル平和賞候補にノミネート」

( ゚д゚) ……
( つДС) ゴシゴシ
(;゚Д゚) ……!
( つДС) ゴシゴシゴシゴシ
(; Д ) ゜ ゜ !!! 

(↑)このニュースを読んだ時の筆者のリアクション

 「憲法9条にノーベル賞を」という団体もそうですが、まさか…ねえ。

 なお、この「ノミネートされた」という琉球新報の表現は正確ではありません。このノーベル委員会からの連絡は、受賞候補者を推薦した団体に対して推薦の書類を受理した事を伝える程度のものであり、候補としての選考に残ったことを伝えるものではありません。

 ノーベル賞受賞者候補の選考は前年の9月に募集を開始し、翌年2月に募集締め切り&選考が開始されるそうです。この時点で多くとも20程度の候補者及び団体(募集数の10分の1程度)に絞り込まれるとされ、10月に受賞者を発表するという流れになっています。この選考過程については50年間公開される事はありません。

 翁長知事も山城被告も共にガンを患っている人間なので、筆者は病気を揶揄したりすることは控えます。しかしながら、この二人が平和賞に値するとは到底思えません。

 先ず、翁長知事は、国の専管事項である普天間基地の辺野古移設工事を妨害するために県知事の職権を乱用し、勝てるはずもない裁判に貴重な県民の税金を浪費してきました。そして産経新聞が報道していますが、2015年9月21日のジュネーブでの国連人権理事会に於いて「県知事」の立場で演説し、その交通費や宿泊費などの公費で支出していた事も発覚しています。そもそも、国連人権理は翁長氏に対して「沖縄県知事」として演説する資格は与えていません。

 また、翁長知事は辺野古の埋め立てに反対する一方、那覇市長時代から那覇軍港の浦添移転を推進してきました。この移転に伴う海域の埋め立て面積は約340ha…辺野古の倍以上になります。しかも、2013年に当時の県(仲井眞県知事)、那覇市(翁長猛志那覇市長)、自民党県連に於いて「那覇軍港の移転先は浦添でなくても良い」という決定がなされたものの、翌2014年に翁長氏が県知事に就任すると再び移転推進に転向、当時の松本哲司浦添市長もそれに伴って「受け入れ反対」の公約の撤回を余儀なくされ、松本氏は浦添市民から辞職願いを出される羽目になりました。

「翁長知事は就任からの4年間、一体沖縄県民のために何をしてきたのか?沖縄の平和のために何をしてきたのか?」残念ながら、筆者には何もしていない様に見えます。


 山城博治被告については「言わずともがな」ですが、改めて書いておきましょう。山城被告は2015年2月22日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前での抗議中、米軍基地の敷地との境界線を示す黄色のラインを越えた不法侵入で逮捕されている他、同年12月にも同敷地内に正当な理由なく侵入した刑事特別法違反で逮捕されています。そして2016年10月にキャンプシュワブのゲート前に大量のブロックを積んで工事車両の往来を妨害した威力業務妨害、沖縄防衛局職員に対する暴行、傷害などの罪で逮捕、起訴され、2018年3月に執行猶予付きの有罪判決を受けたのは記憶に新しい所です。いわば「常習犯」といえます。

 2017年3月には保釈が認められていますが、その保釈期間中の同年6月にジュネーブの国連人権理事会に於いて演説し、「私は平和的な抗議運動を行っている」と自己紹介した上で「自供と抗議運動からの離脱を迫られる人権侵害を受けた」と主張しました。しかし、The FACTが2016年にYouTube上に公開し、DHCの『ニュース女子』の検証番組でも取り上げた、東村のヘリパッド移設工事の現場で1人の防衛局員に対する暴行シーンを見れば一目瞭然。到底彼らが行っている事は「非暴力で平和的な抗議活動」とは言えません。

 そもそも、仮に日本が人権侵害国家ならば、傷害や暴行を常習的に行ってきた刑事被告人にジュネーブの国連人権理事会での演説を認めるとは思えないんですが…


 


 しかも、この男の口からは他にも「くるさりんど!(ぶっ殺してやる!)」とか「死ねよ米兵!くそったれ!」とか、普通の人が聞いたらドン引きする言葉が飛び出しているんですが…


 最後に、引用した記事で赤文字で示した島袋文子氏。このお婆は御年90近くになるのですが、2016年5月に当時日本のこころを大切にする党の政調会長だった和田政宗参議院議員が来沖して辺野古での街宣を行った際、その随行スタッフの男性に対して平手打ちを食らわす暴行を行っています。これは証拠の動画として残っており、同年10月に出頭命令を受けています。

「平和賞受賞者はこれまでも『圧政に対して抗している人』が多い。沖縄の平和運動の継続性は意義がある」

 繰り返しになりますが、仮に日本が人権弾圧国家ならば、果たして保釈中の刑事被告人に対して逃亡の恐れがある海外渡航を認め、さらに判決に執行猶予がつくのでしょうか?何より、山城博治一味が行ってきたのは「本当に」平和運動なのでしょうか?

 むしろ、彼らやそれにくっついている中核派や革マル派などの極左暴力集団、しばき隊などの反社会的勢力、正義を勘違いした本土や国外からの活動家による傍若無人な振る舞いによって辺野古や東村の地元民の平和な生活が脅かされてきたではないか?

 そして、日本政府が沖縄を弾圧しているのならば、毎年3000億円以上もの振興予算を投入している事をどう説明するのか?1972年の祖国復帰以来、その振興予算の総額は10兆円を超えるとも言われます。他にも酒税やガソリン税の税率も沖縄県は他の都道府県よりも低く設定されています。何より、沖縄の基地負担を削減を目指し、米軍基地の返還事業を進めているのは事実です。


 「非暴力不服従」の運動家として名高いインドのマハトマ・ガンディー(1896~1948)は、1937年から暗殺される1948年にかけて5回ノーベル平和賞にノミネートされていましたが、結局受賞する事はありませんでした。もしも、こんな連中が平和賞を受賞する事になれば、流石のガンディーも怒りのあまり選考委員に対し「助走をつけてドロップキックを放つ」事態になりかねないと思われます。

【参考】
<The PAGE>「9条」もノミネート/ノーベル平和賞はどう決まる?早稲田塾講師 坂東太郎のよくわかる時事用語(2014年10月9日)
<産経ニュース>沖縄・翁長知事、辺野古移設反対で2年前の国連人権理に公費227万円支出、“資格外”で演説 公開請求で判明(2017年9月11日)
<産経ニュース>山城博治被告が国連で演説 「平和的な抗議運動を行っている山城博治です」(2017年6月16日)
<Youtube>【ボギー Channel】 和田政宗議員と随行員を襲撃する沖縄サヨク(2016年5月16日 )
<みさご通信>矛盾ばかりの翁長知事の基地政策(2016年12月11日)

※2018年5月22日、記事の内容を一部修正&加筆しました。

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